LEGLABO 講師ブログ

動画もアリ!

昨日の多読の話では、知らない単語を類推できる件について少し書きましたが、今日は多読ではないのですが、SNS上でたまたま見つけた動画に同じようなことが体験できる動画があったので下にリンクを貼っておきます。

https://www.facebook.com/bbcnews/videos/449121529227931/
 
実は当たり前の話ですが、動画は映像があることで話している内容の関連画像があったり話者の表情が見れるので、書籍以上に知らない単語の意味を類推しやすかったりするわけです。
しかもインパクトのある動画だったりすると一発で未知の単語が記憶に残ったりするのでなかなかの優れものです。
現に昨日の授業でこの動画を見せたところ、この動画で頻繁に出てくる「stoma」という単語の意味も動画を見たあとは類推できていました。
 
もちろん、英語初学者にはこんなレベルの動画は見せないですよ。ただ、多読を無理のないレベルから徐々にレベルを引き上げながら続けていくと次第に知らない単語に対するハードルは下がり、一つ一つの単語に意識が行くというよりもむしろセンテンスレベル、あるいは文脈自体に意識が行くようで、知らない単語があってもなんとなくこんな意味だろうと解しながら読んでいけるようになります。

生徒の反応を見ていると、多読を始めてだいたい50万語くらいを突破してくるとそういう読み方になりつつあるのかなと感じます。50万語と言っても読んでる洋書のレベルは中学生でも時間をかけて精読すれば多分読めるくらいのレベルで、そんなに高いものではないのですが、そんなレベルをひたすら読み続けている高校生に先日英検の準1級の文章を読ませたところ、もちろん知らない単語はたくさんあるのですが、結構スラスラと読むのでピンポイントで「この単語の意味わかってるん?」と聞くと「なんかこんな感じの意味じゃないですか?」みたいな感じで答えるのですが、その解釈は普通に文脈的に合ってるわけです。
ちなみにこの生徒は高1で入塾してきた際に、事前面談で英語がかなり苦戦していそうなことがわかったので、入塾試験の問題を中1生を対象とした3学期に実施する問題で行ったのですが、19点だった子です。( ̄ー ̄)ニヤリ
 
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