LEGLABO 講師ブログ
一昨日
英語とも、教育関係とも、全く関係のない業界の方々の前で
レグラボのコンセプトについてご説明をさせて頂く機会を頂戴しました。
貴重なご縁を頂き、本当に感謝です。m(_ _)m
その中で、
「子供の英語も大事だけど、自分自身の英語をなんとかしたいわ」
と仰る方が結構いらっしゃったわけです。
ネットでググれば(あ、全くの余談ですが、「ググる」というのは英語でもgoogleという単語を動詞で使います。「ググッてみて」だとGoogle it!みたいな感じで)、
色んな情報は氾濫してるのですが、
結局のところ、どの情報が正しいのかが判断できん・・・と。
「たった3ヶ月であなたも英語がペラペラに」
みたいな、扇動的なフレーズを見ると、
ついついそっちに逃げ出したくなってしまう・・・(^_^;)みたいな。
まぁその気持は、同じ一般的な日本人英語学習者としてわからないでもないのですが、
ひとまず冷静になりましょう・・・と。
「3ヶ月で英語ペラペラ」って・・・(^_^;)
これ、
どれくらいウルトラCなことを口走ってるか
と言うとですね、
私が留学期間中に、
家族ぐるみでお付き合いをさせて頂いていた
日本人家庭のお子さんが
ちょうど日本でいうところの年長さんにあたる年齢だったのですが
そのお子さんが渡航3ヶ月で、かなりペラペラだったわけです。
ただし、
毎日、朝8時30分からお昼の3時30まで現地の小学校で英語まみれになっていて
家に帰っても(当たり前ですが)英語でテレビやアニメを見ていて、
狐の絵を見たら、
口から出てくるのは
き・つ・ね
ではなく
foxで、
逆に狐のことを言いたい時に
「え〜とママ、あれ日本語で何て言うんだったっけ、foxだよ、fox・・・え〜と・・・」
みたいなことを言って、母親を仰天させるみたいな・・・(-_-;)
それぐらいの状態でないと、「3ヶ月でペラペラ」は厳しいわけです。
朝8時半からお昼の3時半(どころか、普通はまぁ夜の7時ぐらい)まで、普通に日本語まみれで
もう、
母国語がガッツリと入りきって、
母国語で抽象的な考え方ができる大人に
「3ヶ月でペラペラ」って・・・。
最近思うのですが、
こういう文言を思いつく人というのは
「ペラペラ」
という概念に
独自の定義を編み出してはるんやろか???
とも思ったりするわけですが、
ま、
それほどまでに、普通に考えると
無茶ブリを遺憾なく発揮しているフレーズであるわけです。
さて、
大人の英語学習において、
成功の一番大きなカギは
英語学習の動機付けだ
と思うわけですが、
これはこれでまた長くなるので、別の機会に・・・。
些細なことでも構いませんので、その他、英語のご相談はお気軽にご連絡下さい。電話・メール、どちらでもOKです。m(_ _)m