LEGLABO 講師ブログ
皆さん、こんにちは。Rome was not built in a day.「英語学習の道も一日にしてならず」です。
今日のワンポイント英会話は
play it by ear
というフレーズです。
まぁ受験英語では絶対に習わないであろうイディオムの一つかと思われます(恥ずかしながら、私も渡英する前は知りませんでした・・・)。
ただ、結構ネイティブは多様しているフレーズのようで、
直訳すると「耳でそれをプレイする」みたいな感じになるんですかね?
これ、楽器やってる人ならピンとくるかと思うのですが、ジャズやロックなどで知り合ったばかりのミュージシャン同士が、よく口にするフレーズに、「今度ちょっとジャムろうや」みたいな言い回しがあるのですが、これは楽譜などを用意して、事前に個人で練習してからみんなで合わせるという形ではなく、別段事前準備は何もしないでスタジオに集合し、その場でテキトーにコード進行だけ決めて成り行きのまま音楽を演奏するスタイルで、俗にimprovisation(即興演奏)と言ったりもするのですが(ジャズは結構このスタイルが多いですね)、まさにこの状況です。
「即興でプレイする」⇒「事前に何か決めるのではなく、その場で成り行きに任せよう」みたいな意味ですね。
"Let's just play it by ear."
「ま、臨機応変にやろうや」
みたいな感じで使います。
そう言えば帰国後、Bradと久しぶりに会おうとなった際に、お店どこにしよ?という話になったのですが、その時も普通に
Whatever is open, I'm good with anything. We can play it by ear.
「開いてるところやったらどこでもええで。ま、その場の成り行きで決めたらええやん」
みたいな感じで言ってました。