LEGLABO 講師ブログ
もはや日本人の国民病と化している花粉症ですが、なかなかこの季節は花粉アレルギーの人間にとってキツイ季節であります。以前は、仕事仲間が「今日は花粉、かなり飛んでますね・・・」と口にするのを聞くにつけ、「なんでわかるん?!」とその鋭敏な感覚器官のセンサーレベルに驚嘆の思いを抱いていたわけですが、いざ自分が発症してみると、これが身をもってよくわかるわけです。。。
さて、先日の中1の授業では花粉症関係の英文を2つ取り扱いました。
Do you have hay fever?(花粉症ですか?)
She is allergic to pollen.(彼女は花粉アレルギーです。)
どちらも中1にしてはやや難しい単語が入っていますが、とりわけ花粉症の生徒は2文とも一発で覚えていました。やはり、自分の身に直接関係してくる事柄に関してはそれだけ関心が行くということでしょうか・・・。
因みに、未だに理由はわからないのですが、私は日本で花粉症を発症した後に渡英したのですが、向こうではほとんど花粉症に悩まされませんでした。イギリスは日本の比にならないくらい、春になると街中のあちこちで大木が葉っぱをボーボーに生やすので、ヴィジュアル的にはその光景だけで鼻がムズムズしそうな予感がしたのですが、これが全くそうならなかったわけです。全くもって謎です。
ラジオでも「英国民の2/3が花粉症だ」みたいなことを言っていたのですが、その割に、春先にマスクをつけている人などまず皆無で(というか、マスクをつける文化自体がない)、皆普通に生活を送っているわけです。2/3も花粉症に悩んでいるのならもう少しそれなりの対策をしたら良いのに・・・と思うものの、私自身、向こうでマスクをつけたこともなく、かと言ってそれで鼻水ダラダラとかにもならなかったわけで、一瞬、花粉症が治ったのか?と淡い期待を抱いたのですが、帰国後それは単なる幻想であったことを思い知らされるわけなのです。
もしかしたら花粉症の定義が日本と向こうとで少し違うのか、あるいは日本人が潔癖過ぎる分、症状がキツくなりやすいのか、色々と仮説は出るもののその真偽はいまだわからずじまいです。(ガンジス川あたりに飛び込んでみたらもしかして治ったりするのですかね?)