LEGLABO 講師ブログ

英文の題材

先日、高1クラスの授業の雑談がてらに、あるニュース記事を読ませたのですが(その記事はコチラ)、高校1年生には単語レベルとしては少し難しい英文ではあったものの、テーマが身近なコンタクトレンズに関するもので、且つ、ちょっと怖い内容の記事であったこともあり、単語の難しさ等は全く気にならないくらい生徒たちの食いつきがよかったです。

こういう場面を見るにつけ、授業で使用する題材に関してはやはり内容如何で生徒の集中力に大きく影響するなぁと再度認識させられるわけです。
もちろん生徒たちの大半は大学入試を控えているわけで、塾に来る一番の動機も「大学受験に突破できる英語力をつける」ということではあるのですが、とは言うものの、では1週間後に大学入試があるかというとそういうわけではなく、1年なり数年なりの時間が待っているわけで、持続した英語学習が続けられるかどうかのキーはやはり勉強が面白いと思うかどうかであると思うわけです。
 
子供らの基準からすると「興味深いけれども入試では一切出ない」英文と、「面白くはないが入試には必ず出る」英文であれば、まぁ普通に考えて後者の英文を使ってほしいと望むはずなのですね。
 
ただこれは多分に妥協的な要素を含んでいて、やはり目指すべきは興味深くそれでいて入試にも出そうな英文をチョイスしてあげることだと思うわけです。興味深さの観点も非常に主観的ではあるので、万人受けするような題材を見つけるのはなかなか難しいのではあるのですが、ただ少なくとも高校生ぐらいになると彼等の関心を引くような内容でいて、且つ入試にも出そうな英文をセレクトすること自体はそんなに困難でもないかなとも思うわけで、日ごろからそういうアンテナを張るようにしているわけです。
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