LEGLABO 講師ブログ
たまに大阪に出るとあまりの人の多さにひくことがあります・・・。
普段通学通勤等で大阪に行かれる方は何とも思われないでしょうし、東京の都心部に住まれている方からすれば何を大げさなと思われるかもしれませんし、あるいはそんなん言うたら夜9時半過ぎの西北の改札にいる小学生の数の方がドン引きじゃと言われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、まあ普通に考えてあれだけのヒトの数が大阪のど真ん中にいるというのは個人的には尋常ではないなと思うわけです。
しかも一昔前と比べて明らかに変わったのが外国人観光客の数の多さですね。むちゃくちゃ多いですよね、最近。本当に日本は観光立国へとシフトしていっています。そんな東の果て、極東にある島国にわざわざ出向いてくれる観光客の中でも微笑ましいというかそれでいてちょっと違和感を感じるのがリュックサックを体の前に抱えている観光客です。
いやここ日本やで?
と心の中でツッコミつつも、まぁ当人はいたって大真面目のでしょう(^^;)。
日本でリュックを前に持ってこないといけない用心深さやったら、それこそ海外の大半の国だとカバン自体持てないんじゃないかと思ったりするんですがね…。
それはさておき、人があれだけいると通行中にカバン等が当たったり、時には身体がちょっとぶつかったりすることもあるわけです。だいぶん昔に雑誌か何かの記事で「日本人はぶつかり過ぎや」みたいなことを書いている記事がありました。曰く「欧米人は極力身体の接触を避けようとするが、それはマナーなのである」みたいな。
当時はふーんぐらいにしか思ってなかったのですが、実際に向こうでの生活を振り返ってみると、街中を歩いていても確かにあまり人との物理的な接触はなかったような気がするわけです。単純に人の数がちゃうやろ、というのが1番の理由でしょうが、ただロンドンなどの都心部でもあまりぶつかるというようなことはなかった気がするわけです。
と言うよりもむしろ海外では人とぶつかったときに1番気をつけないといけないのがスリでしょう。向こうでの滞在中に人とぶつかったケースのほぼ9割以上が何か不審な感じが残る接触でした(しかもほぼ全て旅行中!!)。つまりヨーロッパなど「人とぶつからない」というのが当たり前の所では「人とぶつかる」というのが基本的にはなんかオカシイという思考回路になるようです。
「なんで今の人ぶつかったんやろ?」
とか
「なんで今の人カバンに触れてきたんやろ?」
みたいな思考回路になるわけですね。で、これが結構自己防衛に関わるところでもあるのでこちらに帰ってきて随分経つのに未だ人とぶつかった時につい自分のカバンやポケットに手をやってしまう癖はなかなか抜けないわけです。