あなたはもし自分に万一のことがあった場合、臓器提供に同意しますか?
この問いにYESと答えている国民の割合が、一桁台から上限で10%台前半にとどまる国と、なんと国民の95%〜後半台がYESと言う国とがヨーロッパには混在するらしく、面白いのはヨーロッパのどの地域を見てもこの中間に属する国がほぼなかったそうです。
つまりヨーロッパは臓器提供に関しては2つのグループにしか分けられず、片方のグループに属する国では臓器提供に同意する率が国民の一桁〜10%台である一方で、その割合が95%以上の国からなるグループとの2極化になっているというのです。
なかなか面白いデータですよね・・・。
この2つのグループを構成する国々の間に一体どんな違いがあるんでしょうね?
これに加えてさらに興味をかきたてるもう一つのデータが、提供率の超低いグループに属する国の1つがドイツであり、一方の臓器提供率が非常に高いグループに属する国の1つがオーストリアだそうです。
ドイツとオーストリアで、一体何がそこまで国民の意識を大きく変え
る要因があったんでしょうか?
ここまで読まれて「一体何の話や」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、一方でこれを読まれて「あーあれね」と思われた方は受験生か英語の先生かもしれません。
これ、実は先日授業で取り上げた神大の入試で出題された英語の読解問題でして、結構面白くないですか?入試問題もこんな内容ばかりだと授業をしてて楽しくなるんですけどね…(^_^;)
あ、話が途中でそれましたが、神大の英語の入試問題ではちゃんとこの要因が書かれていますので、「結局原因は何やってん!?」と気になる方は神大の赤本にGO!