LEGLABO 講師ブログ
「英語の長文を速く読めるようにするためには、英語を英語で理解する必要がある。」
これ、よく言われますよね。でもこれ、どういうことか分かりにくくないですか?
言語化するのが難しいなと今まで思っていたのですが、ここ最近読んだ本とたまたまYouTubeで見つけた動画で、「あー、英語を英語で理解するってこういうことだな。」と納得したものがあるので、紹介します。
以前にも部分的に紹介したことはありますが、色々な場面で役に立つので改めてお話ししようと思います!
特に長文を読むときに「英語を英語で理解する」というのは、「左から右へ止まらずに読んでいく」ことです。長文を読みながら日本語に変換していくのではなく、英語のまま左から右へ読み進めていくイメージです。こういった読み方は文章量が多い共通テストやTOEICなどを解く際にかなり役立ちます。
英語を日本語に変換しない、がどんな感じかちょっと例を出します。
例えば、日本語で「環境」と聞いたら「環境」という言葉の漠然としたイメージが思い浮かびますよね。それを、英語の「environment」と聞いたときに、同じことをできるようにするのが、「英語を英語で理解する」ことになります。
「environment」→「環境」→言葉の漠然としたイメージ ではなく、
「environment」→言葉の漠然としたイメージ こうなるようにします。
「環境」という日本語訳は介さずにイメージできるといいです。ここができるようなると、英語を理解するスピードがグンと速くなります。
「じゃあこれどうやってやるの?」というのが問題ですよね。
ここに関しては、英語に触れ続けていると無意識にできるようになります。
私自身、「英語を英語で理解しよう!」と意識的に練習したわけではなく、「そういえばできているな」といつの間にかできるようになっていました。
何が要因かを考えたときに一番思い当たったのが、「継続的に英語を読んでいた」ことでした。いわゆる「多読」ですね。
講師という職業柄、授業準備で英語の長文をたくさん読んでいたので、その積み重ねが大きかったのだと思います。
レグラボでも、週に1回90分はノンストップで英文を読み続ける(絵本でも何でもok)ことを推奨しています。難しい英文でなくていいので(むしろ自分にとって読みやすい方が◎)、たくさんの英文に触れ続けることが大事です。
早いうちからの取り組みがカギになるので、「やってみようかな」とちょっとでも思ったらぜひ今日にでも始めてみてくださいね!