LEGLABO 講師ブログ

リスニングは「質」重視の勉強を!

 今回はリスニングについてです。

私はもともと、リーディング、リスニング、ライティングの3つの中では一番リスニングが苦手でした。
日本語でも、たまにとんでもない聞き間違えをすることがあるので、たぶん純粋に耳があまり良くないです。笑
それでも今では、TOEICや英検でもリスニングの得点が一番高くなるほどまで伸びました!

リスニングを伸ばすための勉強を振り返ってみると、リスニングは「質」重視の勉強が最も効果があったと感じています。

「質」重視の勉強がどういうものかというと、シャドーイング、ディクテーションなどを取り入れた勉強です。英語を聴く量を増やすというより、1つの問題集の英語を完璧に聴けるようにして話せるようにする、というイメージです。
リスニングの勉強は「聴く」と「話す」はセットですよ!

 リスニングの問題を解いて練習するとき、それを解いて終わりではなく、その問題の音声をスクリプトを見ながらシャドーイング(慣れたらスクリプトを見ずに)、音声を聞いてディクテーションするというのを私は継続してやっていました。

英語のリスニングを聞き取りづらくしている大きな要因の一つが「リンキング」です。
リンキングとは音がつながって発音されるもので、例えば「Can I ~?」だとnとIがつながって「ナイ」と発音される、といった感じです。
スクリプトを見てシャドーイングすることで、「あー、ここが繋がっていたのね。」とリンキングが起こっている部分も分かります。

あとはシンプルに自分の聞き間違いもスクリプトを見ながらシャドーイングすることで発見することができます。

また、シャドーイングをすることで英語が正しく発音できることにも繋がりますよね。
自分が正しく発音できるものは聞き取れるので、シャドーイングが聞き取り力のアップにも繋がるというワケです。

 そしてディクテーション。音声を聞いて、実際に文字で書いていきます。
文を書くとなると、「この音声の英語を全部聞き取るぞ!」って集中しますよね。
リスニングは集中力によって出来がかなり変わるので、この「英語を超集中して聞く力」がディクテーションによって向上します。

また、実際に文として書いてみることで、文の構造や使われている文法の要素に気づくこともあるので、文法の理解も深まりますし、ライティング力アップにも繋がります。

 このように、「質重視」でとことんやることで、私自身リスニングの得点がアップしたと感じています。

 ただし、これらのことをしっかりやろうと思うと結構時間はかかりますし、集中力も使います。
まとまった時間を取ることも大事ですが、スキマ時間を活用することが効果的だと私は思っています!

私は音声のスクリプトの写真をあらかじめ撮っておいて、それを見ながらちょっとした時間にシャドーイングをやっていました。
慣れてくるとスクリプトなしでもできるので、スマホとイヤホンさえあればどこでもできます。(声を出していいところ限定ですが...。)

 集中力も長い時間やっていると保てなくなってきますが、スキマ時間に細切れにやることで集中力も高い状態でできます。

 もし声を出せない環境であれば、ディクテーションがやりやすいと思います。
紙(メモ帳などでOK)と書くもの、スマホとイヤホンがあればできますよ!
私はよく通勤時間とかに電車でディクテーションをやっていました。

 どうしてもやる気が出ない!という時は、英語を聴き流すのも方法としてはアリですが、シャドーイングやディクテーションなど「質」を意識した勉強はリスニング力を上げるのに必須だと思っています。

 リスニング上げたい!と思っている方は、よかったら参考にしてみてくださいね^^

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