オンライン英会話で英語は上達する？

英語を話せるようになるために、オンライン英会話ってどうなんだろう？と思う人は多いと思います。

大手オンライン英会話のWebサイトに載っている講師のレビューを読んでいると、最近は小学生の保護者さんが書いているものも多く、大人だけでなく幅広い年齢層に広まっているのだと感じます。

講師プロフィールにも、「子どもが得意」とか書いてある場合もあるので、きっとニーズがあるのでしょう。

私が以前勤務していた塾でも、小学生対象にオンライン英会話を取り入れた授業がありました。
自分自身が英会話の授業をするのではなく、生徒が1人ずつアプリで海外にいるネイティブの先生と英会話を行うのを管理する、というものでした。
ネットワークトラブルがあったり、中には緊張しすぎて話せない子もいるので、そういったサポートをしていました。

数年その授業の生徒たちの様子を見て、子どものオンライン英会話は継続することで効果が確実にある、と思いました。（また継続は力なりか・・・と思われそうですが＾＾；）

ただ、継続していくためには「強制的に時間を作ること」と、「側にいる大人のサポート」が不可欠だと感じます。

オンライン英会話って大体、曜日とか時間をその都度予約するものが多いですよね。
「自由に選べるからいつでもできる！」と思うのですが、実際なかなかそうはいかず、予約するまでの腰が重くなってしまいがちです。「いつでもできる」と思うとやる気が出ない、というやつです。
ちなみに、これは私の実体験でもあります。笑

なので、月曜日の18時！みたいに、時間をかっちり決めて拘束力を持たせた方が続くんじゃないかと思います。決まった曜日と時間をかっちりとスケジュールに固定するイメージです。

そして、オンライン英会話の運営会社によると思いますが、基本的に先生って毎回変わることが多いです。もちろんそれは色んな人の英語に慣れることもできるのでメリットでもあります。

しかし先生側からすると、その子が「前と比べてこの発音が上手になった。」とか「自信がついているように見える。」とか、そういう成長がなかなか分からないというのがあります。
なので、「以前と比べてこういうところが上手になった！」と具体的に成長を褒めることが難しいです。

基本レッスン中はテンション高くて、頑張って英語を話していたら、笑顔でたくさん褒めてくれる先生は多いですが＾＾；

なので、「自分はできるようになっている！」というのを、子ども自身感じにくいものではないかと思います。「できるから楽しい！」と思うことで良いサイクルを回していけるので、成長を実感することは大事だと思います。

そこで側にいる大人が「成長点」を見つけて、褒めて励ますことがモチベーション維持にもつながるはずです。成長点を言葉にして言ってもらえることで、「できるようになっている！」と実感できると思います。

なかなかご家庭でずっと側で見る、というのは難しいかもしれませんが、できる時だけでも見てもらって、声かけしてもらうのが続けるコツにもなるはずです。

3か月、半年、1年、2年・・・と続けていくと、確実に上達はします。

「勉強は苦手だけど英語は楽しい。」と言って、英会話で才能を開花させる子も中にはいますし、口数の少ない大人しい子でも英会話は楽しんでいたりなど、意外な一面も見られることもありました。

それに、「日本語母語話者以外と英語で話す」ということ自体がなかなか普段できないですよね。なので、その体験自体が刺激的でとても価値のあるものではないかと思います＾＾

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