LEGLABO 講師ブログ
さて、共通テストに話を戻すと、私はセンター試験を受験した世代なので、改めて見ると違いをひしひしと感じました、、、
センター試験では単語のアクセント問題や、空所補充、並べ替え問題といった、知識があれば解ける「パターン問題」も結構ありましたが、共通テストは最初から最後まで長文読解で、単語や文法の知識さえあれば解ける、という問題は全然ないですね。
2020年のセンター試験の問題とざっと比べてみましたが、文章量も圧倒的に共通テストの方が多くて驚きました!
また、センター試験は基本的に大問1つにつき1つの長文ですが、共通テストは長文+要約文やメモ+グラフや表、というように複数の文を横断的に読まないといけない問題もあるので、なかなか難しいです。
私が実際に解いてみたときも、問題の最後の方は疲れてきて集中力を保つのが結構大変でした^^;
共通テストで高得点を取るためには、「必要な情報を文を読みながら素早く見つける」ことが必要だなと解いてみて感じました。
読解の技法の「スキャニング」に近いイメージですね。
問題を読んで正解に必要な情報を把握したうえで、本文を読んでいく。それを順にやっていく。そんなイメージで解いていくのがいいのではないでしょうか。
ただ、問題も本文全体を読まないと分からないものもありますし、答えに関係あるところだけを本文から探しに行く、というのは個人的には微妙かなあと思っています。
自分が、「省エネで必要なところだけサッと見つけてちゃっちゃと解いていく!」ていうのが苦手だというのもあるんですが...
一応全部読んでおかないと不安だなと感じてしまうので^^;
私が知っているとある先生も、「問題の選択肢もややこしいのが多いから、ほんまにちゃんと読まないと解けないね、、、」と言っていました。
そこで壁になってくるのはやはり、「時間以内に読み切れない、解き切れない。」ということでしょう。
80分で読み切るには読むスピードも意識して戦略的に解いていく必要があるので、いかに正確に速く読む力をつけていくかが大事ですね。
速く読む力は一朝一夕で身につかないので、継続して練習をしていく必要がありますね。
結局行きつくところがまた、「継続は力なり」になってしまいましたが、やっぱり英語力の向上にこの考えは欠かせないと思っています。
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