灘高入試の英語

またまたとんとご無沙汰していたブログですが再開しました。

なにぶん不定期なので、また突然ストップする可能性も高いですが...。

あと、校内生で定期的に見に来てくれてた子もいたみたいで、「せんせい、最近ブログ止まってますね」みたいなお声も頂いていたのですが無精ですみません・・・。

 

今日は今までほとんど取り上げてませんでしたが、たまには高校入試英語についても書いてみます。

 

とある事情から灘高の今春の入試英語（リスニング以外）の問題を解き直してみました。

 

灘の英語はリスニングに加えて読解問題が大問で3つ、その他正誤問題、英作、文法問題から構成されているのですが、改めて見てみると、読解問題のひとつは完全に大学入試レベルで、これを公立中に通う中学生に解けというのはなかなか酷な話だな、と。洋書などを結構読んでいないと情景が浮かんでこないのではないかという類の問題だったりします。

 

一方今春の英作問題に関しては奇をてらったような問題はなく、小粒な感じの良問で、
例えば、

「日本人だからといって寿司が好きなわけではない」
この日本語を英語に直せというもの。これなんかは just because を使えば容易です。

 

正誤問題については関係代名詞における先行詞を削除する問題など5問ありましたが並の学力の中学生でも解けるレベルの問題も含まれています。

 

ただ繰り返しにはなりますが、配点の大部分を占める読解問題については、灘に完全に絞った対策と訓練を積まなければ、ほとんどの中学生は太刀打ちができないなと思いました。

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