LEGLABO 講師ブログ
Part1とPart2で、共通テストを80分で解いて高得点を取るために必要な英語の力について話をしました。
今回は、実際の問題の解き方にフォーカスしたいと思います。
※Part1とPart2で紹介した英語の力がある程度ついているという前提です。
基本的な解き方のイメージはこんな感じです。
① それぞれの長文に対する問題を先に読む。(選択肢は読まない)
② 問題を部分的に頭に入れたうえで長文を読む。
③ 先に読んだ問題の答えのヒントや根拠になるところが出てきたら問題を解く。
④ 長文を最後まで読む。読みながら解けなかった問題を解く。
それぞれポイントを解説していきます。
① それぞれの長文に対する問題を先に読む。(選択肢は読まない)
問題を先に読んでおくことでその長文に対してどんな問題がくるのか分かりますよね。問題を先読みすることで問題を意識しながら長文を読むことができて、効率的に問題を解けることに繋がります。
選択肢は読んでいるとその分時間ロスになりますし、選択肢まで頭に入れた状態で長文を読むことは現実的に厳しいので読まなくてOKです。
② 問題を部分的に頭に入れたうえで長文を読む。
「部分的に」というのがポイントです。
問題を完璧に頭に入れて読むことはなかなかできないです。
共通テストの問題は、長文の中でもかなり具体的でピンポイントな情報を聞いてくるものも多くあります。部分的に問題を頭に入れながら長文を読んでいくと、「あ、ここらへんはあの問題の答えのヒントになりそうだな」と気づくことができます。これも効率よく解くためのテクニックです。
問題の内容を忘れたら、問題を適宜チラ見して読んでいってもOkです^^
③ 先に読んだ問題の答えのヒントや根拠になるところが出てきたら問題を解く。
②の最後でもお伝えしたように、問題を部分的に頭に入れた状態で長文を読んでいくと、「このあたりはあの問題の答えのヒントだな」と気づくことができます。
具体的・ピンポイントな部分が問われている問題は、そのヒントになるところを読めばすぐに解ける問題も多いです。なので、読みながらヒントが出てきたら問題とその選択肢を確認して解いていきます。
読みながら問題を解くことで効率が大きくアップします。全部読んでから問題を解くとなると、また読み直さないといけないので時間ロスです。共通テストは読み直さなくても、読みながら解ける問題も多いです。
④ 長文を最後まで読む。読みながら解けなかった問題を解く。
長文は基本的に最後まで読む必要があります。
長文を最後まで読んでいき、読みながら解けなかった問題を本文と問題を照らし合わせながら解いていきます。
読みながら解ける問題も多い、とお伝えしましたが全ての問題がそういうわけではありません。中には、長文全体を読まないと解けないものもあります。
このやり方で解くにあたって意識しておいてほしいことがあります。
それは、それぞれの長文に対する問題が
読みながら解ける問題→最後まで読まないと解けない問題
この順番になっていないことです。
なので、順番通りに解いていくというわけではありません。解ける問題から解いていきます。
一番初めの問題が、最後まで長文を読まないと分からない問題というパターンも結構あります。
特に、「According to~」(~によると)で始まる問題や、出来事が起こった順番に英文を並び替える問題などは、最後まで長文を読んでからでないと解きにくかったり、分からないものが多いです。
あと、第4問以降の問題は長文を読んでメモやスライドを完成させる問題が出ますよね。
メモやスライドを完成させる問題は、その穴埋めする部分を長文を読む前に確認しておくといいです。例外はありますが、このパターンの問題は長文に書かれている順番通りになっていることが多いので、読みながら解きやすいですよ。
普通に長文を読んでから問題を解く、という手順だとノンネイティブの高校生が時間内に終わらせることはかなり難しいです。
なので、こんな風に効率アップを意識した解き方でぜひ練習してみてください^^
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