今年の中1の片方のクラスは、珍しく英語未経験者ばかりで、そういう意味ではいつもと違って授業カリキュラムを生徒にある程度合わせるべく、微調整をしながら進めています。
当たり前のことですが、大手塾のようにまずカリキュラムありきでその既成のカリキュラムに生徒を合わさせることはもちろん一理あるのですが、それで上手くいくケースばかりとは言えず逆に潰してしまう危険性もあるので特に最初の中学1年時はとても慎重を要すると思うのです。
特にここ最近、中学入学段階での新中1生の英語力の格差(というかバラツキ具合)って過去最高レベルに多様化しているのではないかと思うわけです。
もちろん以前も帰国子女や小さい頃からインターナショナルに通っていたような生徒で中学校入学段階で英語が抜群にできる子はいましたが、基本的にそういう生徒はまだ少数派であったように思うわけです。
ところが最近はいろいろな形で小学校あるいは小学校以前からプライベートで英語教育に触れてきた子たちが中学校に上がってくる一方で、全く英語に染まっていない、いわゆる昔からいるタイプの中1生も混在しているわけで、こんな子たちが1つのクラスに集まって授業を受けるとなると、やる側はそれこそ相当のスキルと経験値が求められることは想像に難くないわけです。いきなり新卒の先生にこんなことやれという方がそれこそ無茶かと思うわけですが、おそらく学校によってはそういうような状態が普通にありえるのではないかとも思ったりします。
英語という教科の場合、だいたいこういうケースにおいて予想できるのは、もちろん例外もあるでしょうが、ややもすると「できる」子の方に意識が行くのではないかということです。 そうなると英語のイロハを習っていない生徒は完全に置いてきぼりですよね。で、こうなってしまうと普通の子供は「よっしゃ頑張ろう!」とは残念ながらならないわけで、負のスパイラルに入っていくことになるわけです・・・。
とまぁ暗い話をしましたが、そんな風にならないようにレグラボで楽しくしっかりとがんばっていきましょう。(^^)
多分、例年見ていると、1学期の期末考査が終わった頃に駆け込み寺的にお問い合わせが一気に増えるのですが、もっと早い段階で、それこそお子さんが自信をもって中1生活を送れるように、ご不安に思われる場合はお早めにご相談下さい。