テスト結果が返ってくると、まぁ当たり前のことですが受けた当の本人は点数しか見ません。
まぁここはほぼかなりの高確率でそう言っていいと思います。
もちろんたまにどこが間違ったのかと自分の返却答案を分析する子もいますよね?ただこういう生徒に関しては基本的に自分で問題解決ができる能力のある子なのでそんなにおかしな点数を取ってくることはないわけです。
でもそうではない、残り大半の一般ピーポーはというと点数だけ見て「ヨッシャー」とか「死んだ」とかで軽く済ますわけです。
親御さんも大体このパターンが多いんですが、たまにご自身が学生時代に英語が得意だった方だったりするとお子さんの答案を分析されたりすることもあるかとは思います。ただやはりそこは現役を退かれてから大分時間が経つわけなので、どこで間違っているのかというあたりまでは分かるのですが、それが「今すぐに対処しないといけないレベルのことなのか」あるいはトータルで見た時に「他にもっと重要視しないといけないところがあって先にそちらの手を打たないといけないのか」ということまでは普通は分かりません(逆にこれがわかるお父さん、お母さんは多分英語の先生できますよね)。
もちろんLEGLABOにもいろんな生徒はいますので、文句なしの成績を取ってくる子もいれば、「やらかし」てくる子もいます。その際の見極めとなるのが普段の授業時や授業外のサポート時に見ているその子の現状の英語力と、テスト当日までの勉強の仕方、そして、本人の返却された答案内容になるわけです。
レグラボに来ている子の場合、「やらかした」ケースであってもこちらがその原因がわかる場合は、その点数から親御さんが受けられるショックほど私がショックを受けないことも多々あります。要は「心配いらない」ということなのですが、このパターンのお子さんに親御さんや指導者がテストの結果のみで叱責するとあまりうまくいかなくなるケースもあるので要注意です。
LEGLABOの生徒でも「おれ、わたし英語できへんし!」と笑いながら言ってる子もいますが、その「英語デキヘン」の内容がどんなものなのかは教えている私にしかわからないと思います。「英語デキヘン」と言っているのはあくまでもペーパーテストだけのことで、実際私から見たら「できてるで」と思う子もいるわけです。
私から見て「英語ができないわけじゃない」のに本人のペーパーテストが取れてない子と言うのは大体ほぼ百発百中で他の教科の成績も似たような感じです。つまりその子の英語力の問題ではなくて勉強あるいはペーパーテストが嫌いなだけということも十分ありえるわけです。こういう子がそんなペーパーテストの点数ごときで「自分には英語力がない」という自己評価を下してしまうとこれはもう悲劇でしかないわけです。そういう子には授業内でもその子ができていると私が評価している分野に関してはベタ褒めすることもあるわけです。英語は身体能力的な要素が関わってくる部分も結構あるのでその子の今の状況だけでその子の英語力の評価を下すのは結構危険やなと思う今日この頃であります。
あ、ちなみに他の教科はほぼできてるのに英語のペーパーテストだけ悪いという子の場合、英語が本人の自覚通り「デキテナイ」可能性は高いですので早めにご相談くださいねー。